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2014年6月15日 at 12:13 AM

ランサーズ運営を介さず、クライアントとランサーで直接取引したらダメなの?

303 名前:クリックで救われる名無しさんがいる[sage] 投稿日:2014/06/14(土) 10:07:13.44 ID:onZTbFFB0 [1/14]
暇だったのでサッカー見ながらちょっと纏めてみた。かなり長文。

基本的に以下の内容に沿って書く。
http://www.lancers.jp/help/terms

 

○ランサーズの提供するサービス

まずランサーズはどういう立場なのかをはっきりさせておく。

http://www.lancers.jp/help/rule

上記ページの下の方に「特定商取引法に基づく表示」がある。
重要なのは「商品の名称」になる。
「商品の名称」は「システム利用課金」だ。
つまりランサーズのシステムを利用する事に対する課金をしている事業者が「ランサーズ株式会社」になる。
契約手数料とかではなく、システム利用に対する料金をクライアントとランサーから徴収している事業者。
それがランサーズになる。

 

○クライアントとランサーとランサーズの関係について

・仕事の契約はクライアントとランサー間で行われていて、ランサーズは契約に絡んでない(第7条第1項、第2項)
クライアントとランサーの間の契約ついては第13条第3項に定義されている通り「業務委託契約」になる。

つまり、クライアントとランサー間の契約はあくまでも直接取引で、一切ランサーズは絡まない。

 

○システム手数料について

ではランサーズはどこに絡んでくるかと言うと契約内で定義された「システム手数料」に絡んでくる。
クライアントとランサーの契約内容については第13条第3項の中で定義されてる。

>委託業務の内容、納期、金額は、前項の当選通知及び承認通知に示された内容とします

上記の通り契約時の通知画面に記載されてる内容で、この金額に対して第10条第1項第1号にあるシステム手数料がかかる。
当選通知と承認通知の画面内の金額にはシステム手数料が書かれている。
つまりランサーズのシステムを利用して契約した場合、無条件でシステム手数料がかかることになる。

 

○システム手数料の定義について

この「システム手数料」っていうのはどんな物なのかだが、これもちゃんと定義されている。
第10条第1項にこう書かれてる。

>本サイトは、会員登録、仕事登録、提案登録などすべて無料でご利用頂けます。
>以下の場合のみ利用手数料をお支払い頂きます。
>なお、会員同士が取引する金額や以下の利用手数料については、別段の定めがない限り、すべて消費税が含まれるものとします。

この「以下の場合」というのは第10条第1項の第1号~第3号にある以下を指す。

 

(1) 成約時のシステム利用手数料
(2) コンペ方式のキャンセル手数料
(3) 有料オプション
 

上記の3つ以外の物には手数料はかからない
第10条第1項の
「会員登録、仕事登録、提案登録などすべて無料でご利用頂けます」
という文に「すべて無料」とある通り、上記の手数料がかかる機能以外の機能は無料。

第2号と第3号はクライアント側のみに発生する手数料になる。
つまりランサー側からしてみれば契約が成立しない限りどの機能を使っても無料
これはとても重要。

 

304 名前:クリックで救われる名無しさんがいる[sage] 投稿日:2014/06/14(土) 10:09:18.55 ID:onZTbFFB0 [2/14]

○直取り引きした場合の違約金について

違約金については第33条で定義されている。
重要なので全文書く


第33条 違約金及び損害賠償等

1. ユーザが本規約に掲げる禁止事項に違反し、または、不正もしくは違法な行為を行ったことにより弊社または第三者に損害が生じた場合、
ユーザはその一切の損害(弁護士費用、弊社が第三者に行ったお詫びもしくは謝罪広告の費用を含む)を弊社に賠償する責任を負います。

2. 会員が第24条第1項第12号に違反し、本サービスを介さずに直接取引(直接取引を誘引した場合、または直接取引の誘因に応じた場合を含む)をした場合には、
会員は前項に定める損害賠償金とは別に、違約金として、当該行為がなければ支払われていたと推定される第10条で定める弊社手数料の2倍に相当する金額(その額が100万円に満たない場合は100万円)を支払うものとします

3. ユーザが本規約に掲げる禁止事項に違反して第5条の措置がとられた場合は、弊社は、違約金として1項に定める損害賠償金とは別に、
5条の措置の時点で当該会員に支払われることとなっていた金銭のうち、第10条に定める弊社手数料の2倍に相当する金額を、当該会員から没収できるものとします。

直取り引きの場合、第33条全項に違反するかとおもいきや、実はそんな事は無い

第1項の損害賠償についてだが、「クライアントとランサーとランサーズの関係について」と「システム手数料について」で述べた通り
ランサーズとランサー間の金銭の契約は、クライアントとランサー間の契約が成立した時のみ発生する。
つまり契約が無い以上、ランサーズに損害は発生しないのでランサーズは損害賠償請求は出来ない
よって、直取り引きに限っては、第1項を適用させるのは無理だと思う。

第3項は第5条(会員資格の取消等)が適用された場合のみに発生する。
第5条第1項第4号に「本規約第24条に定める禁止行為を過去に行い、又は将来行うおそれがあると認められる場合」とある。
第24条第1項第12号で直取り引き禁止が定義されてるので、これは該当する可能性がある。

そして問題は第2項になる。
ここで言う「第24条第1項第12号」と言うのは以下になる。

>(12) 本サイトを介さずに行う直接取引やそれを勧誘する行為、又は、勧誘に応じる行為。(本サービスで取引開始をした会員と再度取引する場合を含む)

「本サイト」と「本サービス」はそれぞれ第1条で定義されてる。

>1. 「本サイト」 ランサーズ株式会社がインターネット上で提供する「Lancers(ランサーズ)」。
>「本サイト」には、文脈上許される限り、後に定義する「本サービス」も含まれるものとします。

>5. 「本サービス」 本サイトにおいて、又は本サイトを使用して弊社が会員又はユーザに対し提供する一切のサービス

簡単に言ってしまえばランサーズで提供している全ての機能が「本サイト」になる。

305 名前:クリックで救われる名無しさんがいる[sage] 投稿日:2014/06/14(土) 10:10:26.72 ID:onZTbFFB0 [3/14]
○特定商取引法について
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S51/S51HO057.html

特定商取引法第10条で「契約の解除等に伴う損害賠償等の額の制限」が定められている。
口語訳は下記みたいになる。
http://www.kaiyaku.net/law_tok22_10iyaku.htm

この第10条の第4項によると、

>四  当該契約の解除が当該商品の引渡し若しくは当該権利の移転又は当該役務の提供の開始前である場合 契約の締結及び履行のために通常要する費用の額

となっている。
特定商取引法第10条ではこの「通常要する費用の額」と「それに掛かる遅延損害金」を加算した額以上は損害賠償等で請求できない事を定めている条文。
したがってランサーズ規約第33条第2項の内容は無効になる。2倍というのも最低100万円なんてのも横暴であり得ない。
違約金が発生する可能性があるとすれば、最大でも発生するかもしれないシステム利用料とそれに掛かる遅延損害金を加算した額になる。

○まとめ

・ランサーズはシステム利用手数料を徴収しているだけ
・システム利用手数料はクライアントとランサー間の契約が「ランサーズ内」で成約しないと発生しない
・上記の契約に関する部分以外のランサーズのシステム利用料は全て無料
最低100万円の違約金は違法

・違約金と言うのは

「違約金(いやくきん)とは、債務の不履行があった場合に支払う旨を、債務者が債権者にあらかじめ約束した金銭。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%95%E7%B4%84%E9%87%91

つまり、違約金は債務が発生する可能性がある場合にしか発生し得ない
なので、ランサーズが提供している無料の機能(第10条第1項第1号~第3号「以外」の機能)を利用している限り、違約金は発生しない。
最初からランサーズ内で「契約しない」前提で、ランサーズの「無料機能だけを使うつもり」でランサーズを利用しているのであれば
おそらく違約金は発生しないはず。

第7条第1項でこんな事が書かれている。

>第7条 本サイトの役割と取引の責任について

>1. 本サイトは仕事をしたい会員と仕事をお願いしたい会員に向けて、取引の機会と取引に関する各種の情報と機能を提供する事業者間の直接取引のマーケットプレイスです。

「取引の機会と取引に関する各種の情報と機能を提供する事」というのが重要。
ランサーズの役割は「クライアントとランサー間で契約をさせる事」ではなく、「取引の機会」と「取引に関する各種の情報と機能」を提供する事だとランサーズ自身が定義している。
つまり「取引に関する各種の情報と機能」の中にある契約に関する機能だけが有料であって、その他の無料の機能「だけ」を使っても一向に問題ない。
そういうサービスがランサーズだと言うことだ。

要はアイテム課金ゲームでも無料で遊べる範囲内だったら課金しないでもいいんだぜ、みたいな感じだと解釈できる。

という結論に達したんだが、なにか解釈間違ってる部分あるかな?

——–

ランサーズの規約上で、ランサーとクライアントの直取引(運営を介さない取引)を行った場合、違約金として100万円(仮に運営を介した場合発生すると考えられる手数料額が推定100万円以上と想定される違反取引についてはその手数料額の2倍)を支払えとされています。

 

ランサーズ利用規約

 

 

しかし上述の方がいう通り、ランサーとクライアントはあくまで、ランサーが用意したシステム基盤の上に取引をしており、運営との関係は、そのシステムを利用させてもらっているという側面しかありません。

ランサーとクライアント間の取引がランサーズ・システム上で行われたときのみランサーズ運営は関与できるのであり、ランサーとクライアントがランサーズ・システム外で行う取引にまで口を出すことはできないはずです。

 

 

ぶっちゃけていえば、

・ランサーズ・システム上で、ランサーズ運営を介さない直接取引の話をするのは禁止
・ランサーズ・システム上で、ランサーとクライアントが「ランサーズ以外で直接連絡がとれる連絡先」を交換するのは禁止

 

 

なだけで、ランサーズを介さず連絡先を伝えられる方法があれば、それはランサーズが介入できる領分ではありません。

 

 

2012/9/26 OKwave クラウドソーシングの直接取引

TVで紹介されたようですね。

法的に有効な規約と言えるかどうか根拠は怪しいと思います。まぁ勝手な規約でしょう。ネット上に特有で、リアル世界の紹介あっせんでは2回め以降の制約はないと思いますから、少々行き過ぎのような気がします。また、2回目なのか1回めの継続なのかという判断も微妙です。でも、この規約の是非について公式の 論争は聞いたことがありません。

他の類似のクラウドソーシング、ビジネスマッチングサイトでも同様のようです。運営側の収益源ですから譲れないところなのでしょう。そういう規約のない(無料の)サイトを選べば問題ないんでしょうけど。

規約の是非を争わないとしたら、毎回そのサイトを通して取引をする、ペナルティを承知で直接取引をする、退会した上で直接取引をする、のどれかですね。実 際に直接取引が行なわれているかまでは調査していないと思いますが、可能である以上、実際には行なわれていると思います。

最初からそういうサイトを単なる業者一覧として使うだけで、別途、自分で業者の連絡先を突き止めて直接取引を申し込む、あるいは、いったん申し入れておき ながらキャンセルして別途連絡する、というケースはあります。初回の紹介を発生させないわけですから、2回め以降も制約を受けないという解釈でしょう。

 

 

 

 

 

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