営業術 節約生活

2015年5月21日 at 3:55 AM

上勝町 葉っぱビジネスのその後は?|地方で暮らすということ

2015/5/21 NOFIX われら平成の開拓団

地方から輝く風

 

 

書籍(映画)「そうだ、葉っぱを売ろう! 」で話題になった、刺身用のツマのために葉を売ることで大きなお金を稼いだ上勝町。

今年も20人の若者がインターンに参加している。

 

練馬から来た女性「地域活性化に一番力を入れている町。だからインターンで来て学んでみたいと思った。」

 

町長「東京で働くのと違い、『貴方』が必要とされるのが地方です。他の誰でも務まらない貴方だけが出来る仕事。

多くの若者が訪れるこの波は、もう1波来ると思っています」

葉っぱ

 

カミカツーリストや、20代の企業家たちが作ったカフェRDND(東輝美)など、起業も進んでいる。

 

 



◆ハピキラFACTORY in 小布施町

 

社長は正能 茉優。副社長は山本峰華。

28歳。大学を卒業し一般企業に勤める。休日を利用し、ハピキラの仕事をする。

 

 

友人同士の2人が中学から起業し、地方の名店菓子をパッケージを変えて売るということもしている。

(中身は同じで箱が違うだけ。箱は材料を東急ハンズで仕入れて作る)

 

栗鹿の子 → かのっくり

 

正能「地元のお土産はダサくて渡せない。でもパッケージさえ変えれば可愛くなる。これはビジネスになると思った」

 

 

長野県 小布施町。りんごや栗が名産。

 

大学時代からこの町の町長の家で寝泊りさせてもらった。

 

2015新年に、町長の家で新しい企画の相談をする。

若者会議(若者を呼び込む企画)の後の反省会も兼ねる。3回目では100名の若者が集まった。

2泊3日寝泊りし、地方が抱える問題について討論し、何が出来るか皆で企画するイベントだ。

 

 

正能「もっと何かできるはず」

町長「たしかに3回やると熱が落ちるので、4年目はガツンとやりたい」

正能「Air bub。家の空き部屋を売る(借りる)サービス。これを小布施でもやってはどうか?」

町長「この2年で形にしてみようか」

 

 

町長「二人の感性や行動が町を救ってくれると思っている。(だからやりたい事は基本やらせてあげたい)」

 

 

二人はビジネスライクな会話(礼儀作法)は出来ない。一般企業に勤めているのを疑うほどギャルっぽい。

だが行動力が半端ない。

 

 

毎日文化祭。

町のカフェを経営する小林さんは娯楽施設もプロデュースしている。

カフェの企画で集まったお金は、次回以降の企画を行う際の資金として貯めておく。

この日はぞろ目バーという企画。閉店後に若者たちが集まれる場所を提供するという企画。

 

二人が調理を手伝うも

小林「お前ら・・・それ食べ物を触る手じゃないよな」

 

 

小林「二人は良き後輩であり、友だちであり、ライバルです」

 

 

マイルドヤンキーみたいな若者が集まった。

 

正能「外からは人がたくさん来るが、中(町内)の若者が盛り上がらない。だからチラシを作るとか配るとか、活動に参加して欲しい」と、来た若者たちに若者会議を宣伝&協力を仰ぐ。

 

 

正能「豊かさは高層マンションから下民どもを見下げることかと思った。私より上の人は皆そういう価値観だった。でも小布施に来たら豊かさは充実感だと思った。」

 

足るを知ること。

 

ソロ目パーティーの売上げは46,000円だった。小林さんが手伝ってくれた人たちに小銭程度(札ではない)の報酬を渡す。

 

 

◆サイファー・テック株式会社 吉田基晴 in 美波町

 

徳島県 美波町。3年前から若者が集まる。

サイファーテック吉田社長の働きに寄るもの。

 

大学を卒業し、東京でITベンチャーを立ち上げ、3年前サテライトオフィスを美波町に造った。

ここは元老人ホーム。

 

サーフィンや釣りなど、趣味重視の若者を従業員として雇う。

 

吉田「今までにない価値観を持つ人や、地方に住む人の中に、優秀な人材が眠っている可能性がある」

 

吉田さんは県内全域に光ファイバーケーブルを導入した。これにより徳島県での企業が進んでいる。

 

 

・鈴木 株式会社

古い民家を改造。2名雇用。社長も移住してきた。

 

「田舎もハッピー、都会もハッピー。だからビジネスになると思った」

 

 

・株式会社 あわえ

明治期の銭湯を改造。

 

山崎一幸(28)。大阪から町に戻ってきて就業。

 

住民の家に眠る写真をデジタル化するサービス「GOEN」

 

 

・美波クリエイターズスクール

サーフィンや地元での企業を教える。4名応募あり。

 

 

吉田「昔は漁師さんがたくさんいたが、次世代に継がせる気がない。担い手を確保しないといけない」

 

そこで、産直販売とレストランを組み合わせたodoriを造る。

埼玉からシェフ・林嗣司を雇用。

 

地元でしか消費されなかった「あわ尾鶏」をブランディング化。

プリンや骨付きあわ尾鶏、親子丼を売り出す。

 

 

吉田「食品加工はやったことがないのでどんどん知らないことが出てくる。やる度に新しいことが出てくる」

 

 

魚は浜口・桝田・中田さんから仕入れ。

odoriで玄関を開けて鍋をしていると、地元の人が続々入ってくるという。

その人たちに食材を提供してもらう。パッケージはあわえが作る。

 

 

従業員・横尾さんは新潟からサーフボード1つであわえにやってきた。

 

吉田「地元で車・家・女が見つかってよかったな!」

 

オープン前に、地元業者や世話になった人たちにパーティー料理を振舞う。プレオープン代わり。

 

吉田「失敗したときのことを思うと怖くなる。でもやりがいがある。協力者も多い」

 

あわえは地元で路地という意味である。

 

 

◆株式会社 巡の輪 in 隠岐海士町

 

島根県・隠岐島 海士町。人口2400人。

隠岐牛やいわがき春香のブランディングに成功し、移住者を増やした町。

 

 

トヨタを辞めた阿部 裕志さん。

 

阿部「トヨタで既存のルールのまま仕事をしていたのでは、これより車が売れるとは思えなかった。1から造れるものに携わりたかった」

 

休みを利用し海士町を訪ねる。

阿部「Uターン、Iターン、地元の人それも中学生までもが皆で囲炉裏を囲んで、町の将来について話しているのに衝撃を受けた。皆まるごと島のために動いている」

 

そこで阿部さんは仲間3人と株式会社 巡の輪を立ち上げる。

社員8名。予定新人1人(後述)。

 

人材を育てる企業。

 

海士五感塾は社員養成用。

巡カレッジは、地域かつぇ以下のリーダーを養成する講習。

 

阿部は研修の仕事がないときに、なるべく村を回り声をかけるようにしている。

その結果、役場から人材募集の相談を受けたり、月1で教育委員会に出席したり、地元のバトミントン試合に出たりするようになった。

 

阿部「頼まれ仕事が多くなった。僕でしか出来ないことがここにあることに喜びを感じます」

 

阿部「仕事と個人の活動が一致しているかどうかは否定は出来ない。でも皆の中に入り込んで本音を聞きたい」

 

 

隠岐島前高等学校。

町場財政課 吉元操さんが、隠岐島前高等学校魅力化プロジェクト担当員として岩本さんを採用。

 

岩本「若いうちからやりたいことを早く意識してもらう。そして実行力がある人材を育てる」

 

隠岐島前高等学校では、1年生のときに「夢探求」という授業がある。

付箋にやりたいことをひたすら書かせるもの。「ペットを飼う」でもOK。

 

 

そして、島には隠岐國学習センターという塾があり、島前高校の7割の生徒が通う。

個別指導で、キャリア教育付き。

 

 

岩本「仮でもいいので、10年後にやりたいことを決めてから、1週間後に夢に向かって何をしたか聞く」

 

岩本「地方だからできること、やらないといけないことをやる。大都市は責任感が薄すぎる。自分がやらないとどうなるか?誰かやってくれる人はいない。地方ではその重大性が高い」

 

島前高校3年生 吉川森さんは、巡の輪の新人予定。

 

阿部社長が研修でお世話になっている人に吉川さんを紹介して巡る。

 

その日は朝7:00から漁師さんのところに。ちょうど積荷の作業をしていたので二人も手伝う(阿部さんにはいつものこと)。

 

漁師「今日はアカムツを獲りに行く」

 

阿部「ここでは暮らすことは働くこと。バトミントンもそうだが、地元の人の話を聞きだすことが先の仕事の解決に繋がる。」

 

巡の輪では神社の側で米を育てている。

祭りのときは、東京の大学生を連れて参加。

 

阿部が吉川さんに語る。「わーわーみんなで騒ぎながら神輿を担ぐことは、誇らしい仕事」

 

阿部「今の人は増えていく時代の物差しで生きている。でも減っていく時代の物差しを知らない。お金がいくらあれば生きていけるのか、私もそうだがわからない。

 

 

ハピキラ 正能「東京はもうこれ以上おしゃれにはならない(発展しない)。なら違う場所を見つけるしかない」

 

隠岐島前高等学校魅力化プロジェクト 岩本「東京に出て最先端のことをやるのが今までの開拓だった。でもそれは今地方にある。」

 

巡の輪 阿部「僕は普通の人と違うあり方を今実践している。この生き方を続けて、時代が変わったとき、まだそんなことやってるの?という人になりたい。」

 

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