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2017年9月28日 at 12:22 AM

セーラーSAILOR 長原宣義氏 煤竹長刀研ぎ 万年筆のプレミアポイント解説

セーラーの受注生産万年筆である、すす竹長刀研ぎは、2017/9現在でも入手は可能ですが、実際は絶望的な状態です。

そのためネットオークション等でもプレミア価格で取引されております。リセールの良いモンブランの文房具でも中古美品は、だいたい当時の新品の1/3程度の価格でやり取りされてますが、煤竹万年筆は、逆に新品価格(10万)よりも高価です。

 

 

この万年筆が人気なのは、①2015年3月11日10時に他界された、ペン先の神様 長原宣義氏の技を堪能できること(実際は、特に中期版までは購入直後のペンポイントが団子状なので、ペンクリニックでご本人に調整を依頼されたものでないと十分な性能は発揮されませんが)②特殊なペン先が選択できたことに挙げられます。

いくつかバージョンやグレードがあり、その評価ポイントに応じて、取引されている価格も大きく変わってきます。以下にそのポイントを列挙いたします。

 

 



『長原宣義 作』の純金プレートが付いていること

長原宣義氏がお亡くなりになられた後にリリースされている現行品はこの純金プレートが付属しておりません。

この純金プレートが付属していないものでも、定価と同等の価格(10万円前後)はします。

煤竹03

 

 

◆煤竹に節が付いてること

上記純金プレートが付属していないものと、最後期のものは、竹の色が焦げ茶色一色で、色のグラデーションがありません。

また、キャップ側も軸側も切断面に金属のリングがされており、節がまったくありません。

そのため、見た目のオリジナリティーがなく、取引される際も「煤竹」とは記載されず、「竹」と書かれているケースがあります。

煤竹01

 

中期~後期版は、節がキャップ部分等に一節以上は付いています。また両端の先端は黒壇が接着されています。また煤竹の色が複雑です。

このプレートがあり、竹の節が1節以上あるバージョンは、13万円強の値段で売買されています。

煤竹02

 

 

◆特殊なペン先が付属しているもの

2015年12月以降より、煤竹「長刀研ぎ」「細美研ぎ」以外のペン先は選べなくなりました。

2枚+抑え1枚のペン先で構成されているインクフローの多いクロスエンペラーや、太さの強弱が付けられる長刀エンペラーコンコルド等が人気ですが、これらだと値段が高めになります。長刀エンペラーコンコルドは16万円前後。クロスエンペラーは14万円前後でやり取りされています。

煤竹04

 

◆竹の節の部分で切断されているもの

初期のものは、キャップや軸の部分を切り出す際に、軸の部分でカットされています。

そのため、先端部分には黒壇の接着がありません。

このバージョンのものは、切断面の加工の見た目がそこまで綺麗ではないからかあまりプラス評価されておらず、13万円前後でやり取りされています。

煤竹05

煤竹06

 

◆竹の節が多いもの、軸に曲がりがあるもの、金帯・糸巻等の装飾が付いているもの

新品で18万円程度の値段で売られていた上位版には、そのような特別な特徴があります。

 

竹の形状が特殊なものは24万円前後でやり取りされています。

煤竹07

煤竹08

 

糸巻のものは、30万円前後でやり取りされています。

煤竹09

 

特殊なものはアフターサービスが受けられないということはあるかもしれませんが、今後ますますプレミアが付きそうです。

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